平安からの奈良の都へと

rurinohikari2011-05-04

みなさま〜、
美しい若葉の季節、五月に入り如何お過ごしでしょうか〜。

東日本の皆様のことを思うと、今も心が痛みます。
どうぞお気をつけてください。

私も、東北の皆様のもとへと、また笛を吹かせていただきたいと願っております。


本日は、京都藤森から京阪電車に乗り、丹波橋近鉄電車に乗り換えて一路明日香へと向かっています。

京都から近鉄電車にゆられて奈良へと向うのが、とても大好きで、平安時代から奈良時代へと、時代を遡り、車窓の風景も近代から古代へと時代の移ろいを感じられます。

一千年以上続いた京の都から、奈良に飛鳥藤原京へと、太古の雄大さを感じさせてくれる、その香り豊かな輝きがたまりません。

凝縮された京の都から、野の草花の土の香りに、薫風のただよいが、今もなお感じられます。

今日の関西は、風に乗って黄砂が舞っていますが、

昔の人は、シルクロードを通って東の都、奈良へとたどり着いた時のことは、どんな感じだったのでしょうか。

一千三百年の時を経て、西に西へと浄土への世界から、日いづる国日本へと向う気持ちは、生命の始まり、薬師如来様のお働き、東方浄瑠璃浄土薬師瑠璃光如来様がお守りになられている東の地です。

今一度、車窓を眺めながら、生命の誕生、始まりを感じ、己れ自身の気持ちに戻って、何を行いたいか、何を行うべきかを感じることにしたいと思います。

ちょっとかたくなっちゃいましたが、


やっぱり何度眺めても心が落ち着きます。

この路線は各駅停車がおすすめですね〜。

今日は、二年前にインドへと伺った時に、ツアーでご一緒させて頂いた浅見さんのお宅に泊めて頂きます。
浅見さんは、四国八十八ヵ所に、西国観音、お薬師霊場等々の先達をされ、お世話されている方です。

明日は、浅見さんのご紹介で奈良県高取町にある『真各山・宗泉寺』様で、

新四国大和八十八カ所
開眼四十六周年記念法要 が行われ、本堂で献笛をさせて頂きます。

インドお釈迦様の聖地を訪ね、浅見さんのお蔭で、ますます仏様とのご縁を頂戴できて、有り難い気持ちでいっぱいです。

電車は、畝傍御陵前を過ぎて、神武天皇が即位されたとされる御土地、橿原宮がある、橿原神宮前へと到着致しました。

また、ゆっくりですが、
笛のまにまにをお届け致します。


でわでわ〜!