花冷え〜!

rurinohikari2011-04-04

皆さま、おはようございます〜。

4月に入って、初めての日曜日、いかがお過ごしでしたでしょうか〜。

私は、毎年恒例の企画で
『右脳で描く』斎藤由江先生の企画
『アート&ブレイン』で、東京の代々木オリンピックセンターに伺っています。

毎年この時期に、オリンピックセンター内のお茶室
『桜花亭』をお借りして、幅広い年齢の方々が参加されて、雲龍の笛を聴かれた後、一人一人が音から感じられたことを絵にされて描かれるのです。

夕方には、各々の作品について、どのように感じて描かれたかを、皆さまの前で発表されます。

春の桜を感じながら笛を吹かせて頂き、外では小鳥の鳴き声がして、東京に居るのを忘れてしまう程ですが、毎回私は楽しみにしています。

不思議なことに、皆さまの描かれた作品には、

言葉に出していないのに、
笛を吹いている時に感じていることや、小さい時に感じていたこと、様々な感覚が表現されていて、びっくり致します。

今回は、東北関東での大地震から、地球を感じ、
自然を感じ、一瞬一瞬の積み重ねや、人として、どう感じていくのか、改めて感じさせられるおもいをお話しさせて頂きながら、
笛を吹かせて頂きました。
今回は、
風の感じに、青い世界に、黄色の感じが描かれていたり、菜の花の咲いている様子や、
ヒマラヤを眺めていた様子に、
三角山を描かれていたり、螺旋を描かれたり、雲龍の感じているまま、想っているままを描かれたりと、びっくりすることだらけでした。

描くことが、ごくごく自然に行えていて、短時間に何枚も描かれて、その一枚一枚に世界が感じられ、みんながアーティストになられていました。

そのきっかけを、斎藤先生がされて、みんな来られている方々が、生き生きされていました。

描くこと、表現することの楽しみにふれること、その醍醐味を味わうことの素晴らしさを、私も感じさせて頂きました。

毎回その場を与えて頂いて、斎藤先生には、感謝致します。


今年伺った、インド・ネパールで感じたこと、ヒマラヤの山々を眺めながら吹いた時の話しを行ない、

北印度の笛を吹いている最中に、
ちょうど私の脳裏にヒマラヤの山々が現れた瞬間に、ドドドという揺れを感じて、一瞬びっくりも致しましたが、無事で、地球も揺れで、その場に参加されたみたいに感じました。
何だか不思議な気持ちにもなりました。

昨日も、今日も、まだまだ余震が続いていて、まだまだ安心できないその時に、十数名の方々がお集まり頂き、笛を聴いてくださり、
本当に有り難い気持ちでいっぱいでした。

毎年参加され、楽しみに来てくださる方々がほとんどで、嬉しくおもいます。

ここの桜は、まだまだつぼみが多くこれからですが、日本人で本当に良かったと思えて、皆さんと過ごすことが今年もできて、本当に嬉しかったです。

今年は、お花見を自粛されている方も多いと思います。
東北に関東の皆さま、被災地の皆さまも、桜前線は北上して行きます。

大変な方々も大勢いらっしゃいますが、ひと時の間、春の桜を愛でて、心身ともに安らぎを感じられて頂きたいと願います。

今年の桜は、今まで以上に力強く、色鮮やかに、一人一人に感じられることでしょう。

どうか一日も早く、元気を取り戻されますようにと、心からお祈り申し上げます。

日本人の心、四季を愛でる喜びを感じられ、この一瞬をこれからの未来に繋げて行くことが出来ますようにと、心から願いたいと思います。

日本人が日本人らしく、人が人であり続けることができ、地球が地球であり、地球人である喜びを感じられる世の中になっていけますようにと、心から願いたいです。

今日の夜明けに感謝して、今日も一日お健やかにお過ごしください。

これから浅草にある浅草寺の観音様にお参りさせて頂き、戻りたいと思います。

最近では節電をされて、東京の街にも夜が戻って来た感じです。

昨夜は、オリンピックセンターから眺める空にも、星の瞬きを感じることができました。

今年伺ったインドも、停電がしょっちゅうおこり、
ネパールでは、1日16時間の停電が続いています。

だけどみんな元気で、明るく過ごしてられました。

電気の明かりは控え目に、心の明かりは元気いっぱいに、灯し続けて生きましょう。

そうすると東京でも、空には星の輝きが、いっぱい感じられることでしょう。


それもまた、すばらしいことですね〜。


でわでわ〜〜〜〜〜〜〜〜。