息吹之笛の新たな世界へ!

私事で恐縮ですが、

「生きている東京展 」が開催されている
ワタリウム美術館で、

この度初めて、長年大変お世話になっているこちらの美術館の1階にあるオン・サンデーズの貴重なスペースをお借りして、雲龍作の「息吹之笛」をお取り扱い頂けることとなりました。

28年前の暮れに、ある方のお誘いで初めて訪れたこの美術館で、

雲龍として活動し始めた年でもあり、
次の年の1月には細野晴臣さんとの夢の共演が実現した所でもあります。

数々の美術館での企画にも関わらせて頂き、いろいろな雲龍シーンがこの美術館から始まるきっかけとなったり、
笛の人生にとっても大事な場の一つでもあります。

初めてのCDbook「遮那」の発売記念をさせて頂いた場でもあり、ご家族皆様とも親しくさせて頂いているその美術館で、

また新たにこの息吹之笛でお世話にならせて頂くお許しを頂きました。

この今のご時世の中、笛のお問い合わせを頂き、私が直接お手渡しにお伺い出来ないことから、ご無理を申し上げてお願いさせて頂いたことに、美術館の皆様方がこころよくお受けくださり、この運びと成りました。

この笛を手にするには、
笛の集いの場や、私とのきっかけが無ければ、手にすることが出来ませんでしたが、雑誌penの500号記念で愛用品特集の中で、有り難くも坂本龍一さんが愛用品の一つとして、笛のご紹介を頂いたことがきっかけとなり、少しずつお問い合わせも頂き、今では、東京と岐阜で笛をお持ち頂いているお二人にお願いして、笛のお手渡しに、お繋ぎを行なって頂いています。

こちらの美術館では、常にお手に触れることが出来て、お求め頂くことも可能です。

目的を持ってお越しになられる方や、
ふらっと美術館にお立ち寄られる方にも、初めてお手にして頂けることが、何よりも有難いことと感じております。

この笛は、
山梨県増穂登り窯の太田治孝さんにご協力を頂き、
私が丸め一つ穴を開けてから、登り窯で焼いて頂いているのですが、たくさんに作ることが出来なくて、暫くお待ち頂くこともあるかと思いますが、どうぞご了承ください。

まだ、始まったばかりですが、
美術館にお立ち寄り頂いた際に、ご覧頂けたら幸いです。

少しでも長く、この場でひろがり、皆様とお繋がり頂けたらとおもいます。

ありがとうございます😊

ワタリウム美術館
和多利恵津子様、浩一様、月子様、
オンサンデーズの草野様、
関係の皆々様のお蔭で、誠にありがとうございます。

どうぞ宜しくお願いいたします。

ワタリウム美術館

http://www.watarium.co.jp/

 

 

f:id:rurinohikari:20201121173137j:image