新年明けましておめでとうございます🎍
謹んで新年の、
ご挨拶を申し上げます。
おめでとうございます。
今年は還暦を迎える年、
二千二十二年を熊野本宮大社で迎え、
元旦零時の時報とともに九鬼宮司様の一番太鼓が境内に鳴り響き、その後宮司様の初祈祷、深夜二時から開寅祭の御神事へと、御本殿御垣内で宮司様、神官様と私と三名で入らせて頂き、御社殿全ての御扉を警蹕(けいひつ)の「おーー」という声を長く伸ばして発せられると同時に「吉佐美之磐笛」(きさみのいわふえ)を吹かせて頂き無事開かれました。
この間約二時間の間のみ御扉が開かれ、その後、私一人が御垣内に残り、御本殿近くで数度に渡り、地球の平安と、五穀豊穣に疫病退散を祈念申し上げ献奏をさせて頂きました。
再び宮司様、神官様、私と三名で全ての御社殿の御扉を、御開き同様の磐笛を吹かせて頂き閉扉され無事御神事が斎行されました。
旧年中のご縁の数々、
有り難く感謝のおもいでいっぱいです。
皆様におかれましても、まだまだ大変なご時世が続いておりますが、日々のご健勝をお祈りも申し上げ、少しでも安心で、幸多き年であられますように、こころからお祈り申し上げております。
今年は、お蔭さまで人前での笛人生は三十年を迎え、土を丸め一つ穴を開け登り窯で焼成された「息吹之笛」も十年の節目を迎えます。
ここまで元気で過ごせましたことは家族のお蔭に、多くの皆様方に支えて頂いたお蔭様と感謝申し上げます。
壬寅を迎え、今年の元旦は寅の日で、寅の刻から開寅祭の御神事からはじまり、寅歳の雲龍が「龍虎」と成って、今年一年健康で、世の中に皆様のおもいとともに笛を吹かせて頂けましたらと願い、年頭のご挨拶とさせて頂きます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
雲龍 拝
皇紀2682年
西暦2022年
令和四年元旦.壬寅