インド・ネパールから、気持ちも無事戻って来ました〜。
ネパールのポカラ、サランコットの丘。
ヒマラヤ・アンナプルナの山々を拝し、
早朝日の出の読経と、献笛をさせて頂きました。
上の写真はヒマラヤの山々、
下は、日本の南アルプスの山々。
実は、ヒマラヤで発生した気流が風になって、
一週間かけて日本の若狭湾に到達して、
南信州・飯田の山(風越山)を越えて、
天竜川を抜けて、伊那山脈、赤石山脈(南アルプス)にぶつかり、
風は南北に吹き抜けて行くといわれます。
このことから伊那谷は、風の谷とも言われています。
成田空港から、離陸したエア・インディアは西に向かって、
富士山を眺めながら、南信州の伊那谷を横切って、
西に西に空路は続く。
前回は、タイ経由でインドに向かったが、今回は
直接デリーに向かうことで、ヒマラヤの方角に向かう
ことができた。
現地時間の20日の早朝、アンナプルナの山々を拝し
ながら、日の出の方向を向いて笛を吹かせて頂く。
気流の発生と同時に、雲龍の笛の音は、響き合い、
風となって、日の出の方向、日本へと向かった。
生まれて初めて、ヒマラヤの山々から、笛の響きと
ともに気流は風となって、
風越山を越えた風は、飯田の街に吹き下ろし、
その風をこの街で、身体いっぱいに受け取ることができました。
この風を感じることは、
やっと日本に戻って来たと、実感致しました。
もっと早く、無事の報告を伝えたかったのですが、
お待たせをして申し訳ございません。
丸い地球を感じ、感慨深い風を感じ、自然の大きさを
感じ、笛を通して、大いなる世界を感じることができました
こと、
薬師寺様のご縁で、インド・ネパールを巡らせていただき、
お釈迦様に、古代インド、バラモン、ヒンズーの神々様との
ご縁をいただき、
様々な限りない喜びを感じております。
皆様には、いろいろとご心配をおかけ致しました。
また数々な励ましのお言葉を頂戴して、心から御礼を申し上げます。
改めて、元気で無事帰国できましたこと、とても嬉しく感謝して居ります。
これからもこのご縁を大事に、精進して参ります。
桃の節句を前に、弥生の一日をお祝いを申し上げます。