ある世界を感じて

rurinohikari2011-01-23

風そよぐ


森の中に佇んでいると


木々の葉をわけてシウシウと


枝が音をふるわせて揺れ始めている


星の瞬きも 木の葉に揺れて輝きを増している


水面の光りに誘われて 蝶が集まり


羽音にきらきらと 光りが寄り添うように


蝶々の羽ばたく羽から銀色の粉が 漂いはじめている。


この光景は、北印度之笛を吹いている時に感じられ、映像として見えてきた様子です。


笛に息を入れて、音に成って行くと同時に感じ始め、
瞼を閉じたその奥に見えてくるのです。


ひとつ一つの笛には、全て異なる世界が感じられ、風景や光りの様に漂い始め、動いて見えてくるのです。

ある時には音も、薫りをも感じられるのです。


それを感じ始めると音に繋がって行くのです。


北印度(サンタル・バンスリー)之笛は、シタール奏者の方から頂戴して、今なを大地に吹く風を感じ、心の根の深いところにふれることができるのです。


2年前に初めて訪れたインドに、来月再び伺うことの出来る喜びを感じながら、
お釈迦様に、古代のインドの神々、精霊を感じられることは、この笛の奥に眠っている、氣の様な響きそのものを感じることで、雲龍の原初の響きにも通じて行くと信じています。


また新たな発見に繋がるようにと願いたいです。


1・2・3 と繋がって…。