枚岡神社へ詣でて

rurinohikari2011-01-16

昨日は、念願の枚岡(ひらおか)神社に詣でることができました。
この御社の創祀は、
初代神武天皇が大和橿原の地で即位された皇紀前三年と伝えられる古い御社です。
始まりは、本殿背後の霊地神津嶽に祀られていたとされ、その後孝徳天皇白雉元年(650)に中臣氏である平岡連等により、現在の場所に奉遷されました。

称徳天皇神護景雲二年(768)に天児屋根命・比売御神の二柱(神)が奈良県に鎮座された春日大社分祀されたことから『元春日』と呼ばれるようになったとされる。
枚岡神社の由緒書きから

昨日伺うことができた、15日は、以前なら成人の日とされ祝日で大勢の参拝の方々があったといわれていたのですが、賑わいも少しは少なくなり、かえって清々しい神氣を感じられて良かったです。

境内では、蹴鞠保存会の方々の蹴鞠奉納も行われて、何ともいえない、日本のお正月、神々しさを感じられ、これもご神縁と感謝申し上げたいです。

宮司の中東 弘様は、春日大社権宮司を奉職されていて、祢宜をされていらした時からのご縁で、いろいろとご神事についても、お教え頂き、深いところで繋がりを感じさせていただいております。

春日大社を退官され、枚岡神社宮司様として奉職されています。

昨日は、京都から大阪まわりで神社に伺ったのですが、何だか不思議な気持ちになりました。

私は、奈良の都が基準になっていて、奈良から伺うことばかり考えていたのですが、奈良明日香に宿泊を予定していたのですが、昨日の天気予報の雪マークが気になり、大阪の天満橋に宿を予約したことで、神社にも詣でることができ、とっても近く感じることができました。

最初は、奈良明日香から生駒を越えて枚岡神社へと考えていたのが、京都から京阪電車で大阪へ、天満橋から枚岡神社へと伺えたことが、何とも晴れ晴れとした光りを感じ、とっても近く感じました。

昔から、急がばまわれと言われることが、本当に良くわかりました。

実は枚岡神社東大阪になるので、大阪からは正解だったのです。

今回宮司様は、奈良へとお出かけになられて、いらっしゃらなかったので、今度はいらっしゃられる時にお伺いできたらと思います。
またご縁をいただけたら笛を奉納させて頂けたらとおもいました。

だけども平安京から難波の宮に、また奈良の宮へと繋がっていて、本当に有難い気持ちになりました。

これからも神話の心根を大切に感じ、笛を吹かせていただけたらと感じました。

さてこれから、堺の仁徳天皇御陵のそばにある、みささぎ流華道家の片桐功敦様のお宅へとお伺い致します。


枚岡神社は、
東大阪市出雲井町7-16