二十周年を迎えて〜。
今日は、朝から暖かな陽気に恵まれて、
人前で笛を吹かせて頂くようになって、
ちょうど二十年を迎えることができました。
地元の氏神様のお社、
今宮郊戸八幡宮の本殿の前で、太陽の光りが輝く中、感謝奉納をさせて頂きました。
ご縁のある三つの石笛を吹かせて頂き、
空之笛、転生之笛と五つの笛を吹かせて頂きました。
写真は横向きになってしまいましたが、
石笛の向かって左から、
繭之石笛、加賀之石笛に、吉佐美之石笛です。
(左)
繭(まゆ)之石笛は、
愛知県の知多半島の南の海岸で授かり、
アメリカのグランドキャニオンに始まり、
インドのお釈迦様の聖地に、台湾にカナダ、ネパールに韓国へと、海を渡り海外の地で吹かせて頂く石笛としています。
(中)
加賀(かか)之石笛は、
1997年に行われた、伊勢・猿田彦神社の遷座の為に、
伊勢から沖縄・九州・島根と巡行祭に参加させて頂き、
島根の猿田彦大神様の生誕地、加賀の潜戸で神事を行なった後に、
対岸の岩場で授かった石です。
その後は、普段の演奏では吹くことが許されずに、
桐箱にお入れして、神棚に置かせ頂き、
特別に日を定めて、地元の氏神様のご神殿でのみ吹かせて頂くことができます。
今回、久し振りに吹かせて頂きました。
(右)
もう一つの吉佐美(きさみ)之石笛は、
2005年5月に、出雲大社の例大祭の時に、音開きの笛として、その少し前に、
伊豆下田にある、吉佐美海岸の風と波が打ち寄せる洞窟の中で、
足もとで、光りが放たれた瞬間に授かった石です。
この三つの石笛を、同じ時に吹かせて頂くのは初めてでした。
繭之石笛に始まり、
空之笛に、吉佐美之石笛、転生之笛を吹かせて頂き、
結びに、加賀之石笛を吹かせて頂きました。
とても清々しい空気の中、
二十年を迎えさせて頂くことができました。
今日まで、多くの皆様方に支えられて、
数々の場所で、ご縁を結んでいただけて、
本当に有り難く、感謝の気持ちでいっぱいです。
あらためまして、
これからも、どうぞよろしくお願い申しあげます。
今週の土曜日21日は、
KNOB 2012121
『火‐水(かみ)むすひ』
神奈川県の北鎌倉にある
雪堂美術館で
開場午後1時
開演午後1時半より
KNOBさんの会に
出演させて頂き、笛を吹かせて頂きます。
詳しくは、雲龍ホームページをご覧頂けますように。