韓国慶州へと出発します。

rurinohikari2011-06-30

おはようございます。

私は、大阪泉佐野市にお住まいの和紙作家
明松政ニ(かがり せいじ)さんのお宅に一泊させて頂きました。

明松さんとは、97年に陶芸家であり土の人形作家・薮本栄衞さんの『ギャラリー間』での出会いが始まりです。

明松さんは、『音壽』香具之笛として吹かせて頂いている煤竹を、下さった方でもあります。

昨日は、
豊中市曽根東町1‐10‐3にある

『ギャラリー&オフィス アートボックス』で、

6月29日から7月10日まで開催されている

『明松政ニの紙漉』
身近な植物の意外な素顔

の個展会場にお伺いしました。

この写真にある、蝶の様な、唇の様なのは、柳を使った作品です。
65?140cm

どれも個性のある作品が、会場いっぱいに並べられた、明松さんの植物に対する想いが、表現されています。

北印度之笛に江平之笛、転生之笛を会場で、植物の香りを感じながら吹かせて頂くことができました。

どこか深い森に入ったような気持ちになりました。

明松さんの運転で、一路大阪の南 泉佐野市まで、彩雲に、この夕陽を眺めながらの小さな旅でした。

その後、明松さんの大のお気に入りのお蕎麦屋
『そば善』さんで
大もり蕎麦と、かけ蕎麦をご馳走になり、自宅へと案内して頂きました。

明松さんは、
この薬師寺 No.113の
特集 伎楽 ‐伎楽面‐
に記載されている、伎楽の面を和紙で製作されていらしたのです。

平成9年7月28日発行の『薬師寺

ちょうど初めてお会いした年でもあります。

その明松さんとご一緒に、これから韓国慶州へと向けて、薬師寺東塔の源流を訪ねての旅、
薬師寺の松久保執事様とともに、法要と参拝を行なって参ります。

何だかとっても不思議な、すでに繋がっていた出会いに感謝して、これから関西空港から離陸致します。

お薬師様の大いなる、その喜びを感じながら〜。

ありがとうございます。

行って来ま〜す。



※ ギャラリー&オフィス アートボックス
TEL 06‐4865‐2356

明松さんの在廊は
3日、8日、9日、10日



※ 手打ち蕎麦『そば善』さんは、

泉南市馬場2丁目13‐31
TEL 072‐480‐1180
定休日 火曜日