いざ鎌倉へ!

rurinohikari2010-08-07

新幹線のぞみ168号、岡山から品川経由で大船に。

昨日は、岡山県高梁市成羽美術館で行われた、
『松島 巌 ガラスの世界展』のオープニングに出席させて頂き、笛を吹かせていただいて来ました。

初期のころから、今日までの、約250点もの作品が集められての展覧会。
古代から現代、また未来へと通じる作品の数々が勢揃いでした。

大原美術館からは、松島さんの制作の原点とも言われる、児島虎次郎さんによる、エジプトコレクションの古代コアガラスの瓶も展示されていて、松島さんの作品へのおもいが全てに感じられて、すばらしい会場になっていました。

それと、松島さんのお人柄で、岡山県内をはじめ、また遠くは東京、岐阜からと、各地からも大勢の方々が集まられての開会式。
松島さんのスケールの大きさを、改めて感じることができました。
開会式では、来賓席に座らせて頂き、コアガラスの笛を吹かせて頂くことができ、夢の一幕を感じさせて頂きました。

各地の美術館に、個人のコレクションも一同に集められ、会場には雲龍のコアガラスの笛の同時期の作品も展示されて、何とも不思議な里帰りの気持ちで、大勢の家族に出逢え、出迎えられた感じでした。

その中での演奏、色とりどりのガラスの輝きに満ちあふれ、この笛と出逢えたことのご縁に、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今までもそうですが、これからも松島さんの作品は、国内はもとより、世界の方々のもとへと輝きを伝えられ、光りの広がりをみせられることでしょう。

初めて出会わせて頂いた時から、いつも変わらない笑顔で迎えていただき、本当に嬉しく思います。

その松島さんの作品を、コアガラスの笛として吹かせていただける喜びに感謝致します。

この場をお借りして、美術館の澤原館長さま、関係者の皆様、この度お会いした皆々様本当にありがとうございました。

また再び、お伺いさせて頂きたいところが増えました。


閉館後、松島さんの運転で岡山駅のホテルまで送って頂き、夕食をご馳走になり、お話しが尽きない贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

松島さん、奥様、本当にありがとうございました。


☆僕の大好きな岡本太郎さんの作品『躍進』(1972)に、岡山駅構内で出逢えた喜びに。

☆車窓から眺めることのできた、瑞穂の国の富士の山に、さらなる喜びを感じ、松島さん、皆様のもとへとお届け致します。

瑞々しい稲穂の揺れる風を、富士のお山とともに…。


※明日は、鎌倉鶴岡八幡宮でのご奉納、
KNOBさんとご一緒に、午前11時からの演奏となります。

舞殿(下拝殿)で行われますので、お越しくださる皆様には、感謝の気持ちとともに、
くれぐれも熱中症に、日除け対策をお願い致します。

私からは、天の神様にお祈りさせて頂き、薄曇りで、爽やかな風が吹いていただけますようにと…。


最善最良を…。