むすびの音ひらき

rurinohikari2010-07-06

3日の、奥州市衣川ふるさと自然塾で行った、『むすびの音ひらき』は、自然を通して多くを学び、心に残る時を感じることができました。

一言ではいいあらわせないこと、文字にも書き記せないおもい。
だけど、心の奥深いところに、泉の如く感じることがありました。
ここでは、深くのべることはできませんが…。
この世を去った、生きとし生ける全てのもの、犠牲になった多くの魂が、草や木々、動物たちも全てに至る魂が、浄土に導かれますようにと、『中尊寺落慶供養の願文』に記されている、このことを心に感じ受けとめながら、会は行われました。
願文のことは、多くの解釈があり、私からはとうてい伝えることはできませんが、この世の中には、そこはかと、計り知れない何かが有ることを、この会で学ぶことができました。
会場になった、衣川ふるさと自然塾は、人里から遠く離れて、地元の方でもあまり知られていない場所に、約150人にもの方々がお集まり頂きました。
地元の方をはじめ、近隣の方々が会場を整えて下さり、お手伝い頂き、道路の要所要所に立て看板を設置して、誘導をして下さりました。
多くの方々に支えられて、行うことができたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
地元の方も含めて、近県の方に、東京からも、また奈良方面からも足を運んでくださったりと、とてもすばらしい会になりました。

演奏が始まると、小鳥がさえずり、風が吹き、遠くの方では雷がなり響き、自然と一体感に包まれて行うことができ、KNOBさんのディジュは天地を繋ぐ響きとなり、ますます輝きをましてこられていました。
森 美紀子さんの歌の世界は、かすかな木漏れ日の光りを感じ、螺旋をえがき、空へと上がって行くようでした。
衣川でのひと時は、古代から現代への時の流れが、一気に感じられ、精霊に、魂のゆらぎを感じることができました。
演奏が終わったとたんに、大空から、大粒の雨が降り始め、むすびの音ひらきが、天地と結ばれた瞬間をも感じることができました。
その後会場近くで、蛍の飛び交う様子を見に出かけ、ゲンジホタルに、ヘイケホタル、それとヒメホタルを、一か所で三種類の光りを眺めることができました。
大粒の雨が降ったお蔭で、ホタルの輝く舞を感じることができ、夢のような世界でした。

この会の様子は、地元、(社)平泉観光協会のホームページでも紹介されています。

http://hiraizumi.or.jp/topics/data.php?id=413


http://hiraizumi.or.jp/topics/data.php?id=412


明日は、七夕ですね〜。
みなさまは、七夕の日をどのようにお過ごしになられるでしょうか〜。

私は、京都市東山区にある
カフェギャラリー
フク和ウチで行われる、岡 康正さんのコラージュ&オブジェ展で夕方6時半より〜
『笹やかな七夕の宵まつり』で笛を吹きに伺います。


京都市東山区新門前通大和大路東入切り通し上る西之町211番地
TEL075‐757‐7828